今回のラウンドでは、イギリスの公的ファンドCDCグループが最大の2750万ドル(約27.5億円)を拠出しているが、その他の投資家については明らかになっていない。
Jabongはインド北部グルガオンをベースにするスタートアップで、2012年1月にサービスを開始してからかなりのスピードで成長し、現在のインドAlexaランキングでは36位。
The Economic Timesによると、Jabongは2012年度に100-150万ドルを売り上げているという。
(Alexaより) |
インド合同商工会議所ASSOCHAMが発表しているデータによると、2013年のインド国内のオンライン購買者の総消費額は160億ドルーなんと約1兆6000億円にのぼり、2012年の85億ドルに比べ、88%増。(以下参照)
ロケットインターネットは昨年夏に新たに約500億円を調達。
インドでは他に以下のサイトを展開している。
- Cupo Nation(クーポンサイト)
- Printvenue(オンデマンドプリント)
- OfficeYes(オフィス用品のEC)
- FabFurnish(家具のEC)
- FoodPanda(フードデリバリー)
- Wimdu(Airbnbクローン)
余談になるが、Jabong共同創業者のうちの一人、Manu Kumar Jain氏は今回の資金調達発表の前に会社を離れ、自らのスタートアップ準備中とのこと。
Manu氏は現在32歳。インドトップの理系大学、インド工科大学を卒業した後マッキンゼーで5年間勤務していた。既にいくつかのベンチャーキャピタルと交渉をしており、彼の次なるプランは今月明らかになるそうだ。
Manu氏は現在32歳。インドトップの理系大学、インド工科大学を卒業した後マッキンゼーで5年間勤務していた。既にいくつかのベンチャーキャピタルと交渉をしており、彼の次なるプランは今月明らかになるそうだ。
Manu Kumar Jain氏 |
参考