世界中でユーザーを爆発的に増やし始め、最近日本でもじわじわと話題になりつつあるチャットアプリ、Snapchat。
そんなSnapchatへの回答とも言えるアプリがタイから登場しているので取り上げたい。
そんなSnapchatへの回答とも言えるアプリがタイから登場しているので取り上げたい。
一言で言えばBeeTalkは、ここ数年間に多国間で爆発的に成長したLINE、WeChat、そしてSnapchatの良いところを「全部盛り」にしたようなサービス。
2013年の11月に本格的にリリースされたばかりで、現在はiOSとAndroidに対応済。
基本機能
基本的な機能(とその引用元)を挙げると以下のようなものだ。
- メッセージ・フリーコール
- ステッカー(Line)
- 付近のユーザーを検索出来る"Look Around"(WeChat)
- 数秒間で消えるテキスト・画像を送信出来る"Whisper"(Snapchat)
色々と触ってみたが、特に"Whisper"機能はかなり面白い。
Snapchatは写真撮影ありきのメッセージのやり取りだが、これはテキストのみを数秒間で消えるように設定出来る。履歴が残るとまずいような異性とのやり取りにかなり重宝しそう。笑
Webサイトのトップのメッセージが"Whisper your secret message"となっていることからも、本機能がBeeTalkの一つの大きなフックになっている事が分かる。
App Annieのデータによるとタイ、ラオスのAppストアにて昨年12月に総合1位を獲得、昨年9月にシンガポールでもソーシャルネットワーキングのカテゴリで1位を獲得している。
VRZOという現地で人気のYouTubeチャンネルとタイアップしたムービーも37万以上再生されている。全編タイ語だが、実際にどういった風に使えるのかイメージ出来る。タイ語がわかればさらに面白そう。
既にかなりLINEが浸透しているタイで、急速に支持を獲得しつつあるのはすごい。拠点があることで、上に挙げたローカルで人気なコンテンツを起用したマーケティング施策がうちやすかったり、ユーザーの声を効果的に取り入れているからかもしれない。
おまけ
アジアでSnapchatと類似したサービスでは、インドからCandidlyが出てきている。
こちらはAndroidアプリのみでのbetaテスト中で完成度もまだまだのようなのでiOSアプリはどういったものになるか楽しみ。
(参照元:http://techcircle.vccircle.com/2013/11/21/excl-snapchat-like-app-candidly-raises-angel-funding/ )